シンガポールの人気ロースター/カフェ「Common Man Coffee Roasters」の豆を使った深みのあるコーヒーが味わえる店として、以前にはお気に入りのひとつだったこちらのカフェ。最近は新規開拓に精を出していたため足が遠のいていたんですが、約1年ぶりに再訪してみました。


店があるのは、KLCCのショッピングモール「Avenue K」の地下コンコース。LRTのKLCC駅改札を出てすぐのところなので分かりやすいです。ベーカリー「The Loaf」のちょうど向かいあたり。


店に入ると、どうやらスタッフが総入れ替えとなっていることに気づきます。おそらく外国人出稼ぎ労働者と思しき店員たちは、以前とは変わってフレンドリーさがほとんどなく、ちょっと残念な印象。

Latte RM11+

この店では以前からラテがおすすめとのことだったので、(他の店ではあまり頼まない)ラテと、いつものようにフラットホワイトをオーダー。

運ばれてきたラテをひと口飲んでみて、すぐに違和感が…。どこかで飲んだコーヒーの味(風味)に似ていると思ったら、Publikaの「Morco Coffee」のものにそっくり。あとで店員に聞いてみると、やっぱりこの店でも「Magnolia」のミルクを使っているそうです。以前にはこんなことはなかったので、おそらく店の方針で変えたのだと思われます。

Flat White RM11+

さらに飲み進めていくと、今度は「The Red Beanbag」のものと同じように、すぐに下のエスプレッソと上のミルクフォーム(スチームミルク)が混ざってしまって気泡ができ、コーヒーの味が台無しに。明らかにバリスタとしてのスキルが足りないスタッフがコーヒーを淹れているのはちょっと問題ですね。どうしてこうなってしまったのか…。


今回あらためて思ったのは、やっぱり「Magnolia」のミルクはエスプレッソ系ミルクコーヒーに合わないこと、それからバリスタの技術はコーヒーの味に大きく影響するということ。マネジメントが変わったのかどうか分かりませんが、店にかつての面影はなく、残念な再訪となってしまいました。

コーヒー:4.5/10
雰囲気・居心地:6.5/10
サービス:5/10
おすすめ度:5/10

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Urbean
C-14, Avenue K, 156 Jalan Ampang, KL
03-2181 5781
営業時間:10:00~22:00