年末の特別企画、第二弾は「カフェ編」です。KLエリア(クアラルンプール、ペタリンジャヤ、スバンジャヤ)にあるカフェの中で、「コーヒーのおいしさ」「店の雰囲気と居心地の良さ」「サービス」を総合的に判断し、独断と偏見で選出しています。

2015年も残すところあとわずか―。というわけで、今回は特別企画。今年訪れたさまざまなローカルフードの屋台の中から、KLエリア(クアラルンプール、ペタリンジャヤ、スバンジャヤ)で個人的におすすめしたい屋台のトップ5を独断と偏見でご紹介したいと思います。

クアラルンプールの再開発エリア、バンサーサウス(Bangsar South)にあるカフェレストラン。ちなみにこのバンサーサウスというのは「バンサーの南に位置する街」のことで、高級住宅街のバンサーとは別のエリアです。コンドミニアムとオフィス、商業エリアが混在する、ほどよく洗練された街という印象のこの場所に今回のカフェ「Thirdwave」はあります。

ジャランアンパン(Jalan Ampang)近くのショップロットに店を構える家族経営のレストラン。このあたりは各国の大使館が点在する静かなエリアですが、店がある場所はかなりローカルな雰囲気です。

クアラルンプール屈指の高級住宅街として名高いダマンサラハイツ(Damansara Heights)地区にある商業スペース、「Plaza Batai」内で営業する「Restoran Shangri-La」に今回は訪問。いくつかの屋台が集まった、いわゆるコーヒーショップ(コピティアム)ですが、場所柄もあってかローカル感はそこまで強くありません。

プチョンにあるバクテーの人気店。肉骨茶の本場・クランにも店舗があるようですが、こちらのプチョンの店の方がローカルにはよく知られています。大衆的な雰囲気ながら、ここのバクテーはスープ、ドライ共になかなかハイレベルな味です。

クポン地区の外れにある「Kepong Industrial Park」というエリアに店を構える人気レストラン。日本のとんこつラーメンに見た目そっくりな「Pork Knuckle Slice Noodle」など、自家製ポークナックルを使った豚料理が楽しめる店です。

「IKEA」や「The Curve」でおなじみのPJの人気地区、ムティアラダマンサラにあるカフェレストラン。ショッピングセンターが集まるエリアから、ダマンサラペルダナ方面に少し行ったところにある「Menara TSR」というビルの1階(G階)に店があります。

日本人にもおなじみのKLの人気エリア、TTDIにあるワンタン&オリジナルヌードルの専門店。この店では、エアフライヤー(ノンフライヤー)で調理したヘルシーな揚げワンタンと、竹炭麺を使用したちょっと珍しいヌードルを食すことができます。

以前にこのブログで紹介した、ジャランイポーのカリーラクサ屋台の横で営業する、チャークイテオ(正確にはクイテオミーゴレン)の人気屋台。同じ場所で営業していることもあり、ここに来るローカル客はカリーラクサと一緒に注文することが多いようです。カリーラクサはその人気ぶりが納得できるおいしさでしたが、はたしてこちらのチャークイテオはいかに。

もともとはカスタムメイドの家具製作を行っていたオーナーが、家具を展示するギャラリーとカフェとの融合をコンセプトに始めたというユニークな成り立ちのカフェ。現在は、コタダマンサラ、TTDI、シャーアラムの3店舗でカフェを展開しており、店に置かれている家具はすべて購入可能だそうです。